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One Room 第12話 「青島萌香は歌ってる」(最終回)

2017年03月30日
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(C)SMIRAL/「One Room」製作委員会

萌香が再び夢に向っていく!
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今回で「One Room」の最後の感想になります。
視聴者を主人公に見立て、女性ヒロインと部屋で過ごすシチュエーションを
疑似体験させるという実験的な要素を含んだアニメとなっていましたので、
いつも見る30分アニメとは違った感覚で視聴できたような気がします。
たまにはこういうマイナーな作品に触れてみるのもいいかなぁと思います。


最終回は萌香が新幹線に乗って故郷に帰ろうとするところから始まります。
ミュージシャンになる夢を叶えられずに失意のまま帰ることになりますので、
精神的に落ち込んでいる様子が感じられました。
特に彼のそばにいられなくなるという点が最も辛いかもしれませんね。
このような寂しい状態からどのように最後を締めるのかが気になります。

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彼女の歌「希望リフレイン」が挿入歌として流れるシーンが印象的です。
主人公と一緒に過ごした幸せなひと時を過去の思い出にしてしまうことによって、
彼への片思いに踏ん切りをつけようとする気持ちが伝わってきます(汗)
こんな形で片思いに終止符を打つのは悲しいものがありますね。
アカペラになった時の歌声なんかにも彼女の悲しみが現れていたかな。

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「これ・・・・・・約束の小説?・・・・・・で、でも私、夢から逃げて・・・・・・」
『逃げてなんかいない。少し休んだだけだ。』
主人公が萌香を心配して故郷まで駆けつけてくれていたのは素敵です。
彼もまた萌香と一緒に夢を追い続けていきたい気持ちがあるのでしょう。

あと、主人公のセリフを小説のセリフを用いて表現していたのは良かった。
彼女の歌に対して、小説を返歌として答えるところは粋な感じがします♪
このアニメでは主人公のセリフは無いので、こういう形で主人公の言葉を
表してくれるとかなり印象深い感じがします。

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「待っててくれる?」
最後に萌香は主人公に励まされたお陰で再び夢を追い求めようと決心します。
「国破れて山河あり」みたく「夢破れて山河あり」といった感じの帰郷でしたが、
今も昔もそばには彼がいてくれるというのは嬉しく感じるでしょうね。

今度は主人公と同棲しながらだから、もう簡単に落ち込むこともなさそうかな。
お互いに励まし合って、夢に向かっていってくれそうな予感がしてきます。
いつか2人一緒に夢が叶えられる日が訪れると良いですよね。

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最後は3人のヒロインが揃ったEDカット絵♪

★総評★
視聴者視点で3人のヒロインとの触れ合いをオムニバス形式で描いていましたが、
教え子、妹、幼なじみと三者三様の異なるやり取りがあって面白みがありました。
部屋の中でのシチェーションがメインのためにマンネリに感じやすくなるところを、
ヒロインを交代させることで飽きさせずに見続けられるようにしていたと思います。
たまに外出しているシーンなんかも描かれていたところも良かったかな。


視聴者を主人公に見立てて趣向を凝らした描き方をしていましたし、主人公の
セリフを一切語らせることなく会話を成り立たせていたのも興味深いです。
ゲームではプレイヤーの主人公の姿が見えなかったり、喋らない事はあるけど、
アニメという形でそういう演出が見られたことに物珍しさを感じました。
短時間枠アニメが多い今の時代だからこそ制作出来たアニメだったと思います。
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