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Wake Up, Girls! 第12話 「この一瞬に悔いなし」(最終回)

2017年04月10日
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(C)Green Leaves/Wake Up, Girls!製作委員会

7人が揃っているからこそWake Up, Girls!
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今回で「Wake Up, Girls!」の最後の感想になります。
アイドルアニメは原作ゲームや原作雑誌の段階から固定ファンのいる作品に
人気が集中している傾向があるので、オリジナルのWake Up, Girls!なんかは
どうしても知名度の点などで後塵を拝してしまうところがあると思います。
それでもこの作品は地味ながらも色んな部分で光る要素が見受けられましたし、
私好みのアイドルのサクセスストーリーで描かれてもいましたので、個人的には
かなり高く評価しているアイドルアニメになっています。


「どうしよう!?どうしよう!?どうしよう!?こんな時に何で!?」
最終回はWake Up, Girls!がアイドルの祭典の決勝戦に挑むお話となります。
しかし佳乃がリハーサル後にステージ上で転倒して足をケガしてしまったので、
はたして彼女が決勝戦の舞台に立てるのかどうか不安な形で始まります。
しっかり者のリーダーの彼女がこんなドジな事をするのは珍しいのですけど、
それほどこの全国レベルのイベントは想像以上に緊張するものなのでしょう。

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「棄権しよう。」
「ダメだよ。棄権なんて。出て。お願い。出てよ。」
「ううん。棄権しよう。無理すればよっぴー無しでも何とかなるかもしれない。
でも、よっぴーがいないステージはダメなの。」

やがて他のメンバー達は佳乃がケガをしていることを知ってしまいます。
そこで真夢がアイドルの祭典を棄権しようと提案していたから驚きです。
それほどWake Up, Girls!は7人が揃っている事に大きな意味があるのでしょう。
もうこのシーンを見ていても7人が1つにまとまっている事が強く感じられました。

「相変わらずお友達ごっこ?真夢は昔と全然変わんないんだね。」
その後、志保がI-1clubの専属トレーナーを連れて来てくれたのは素晴らしい。
佳乃がこの応急措置によって決勝戦に出場できるようになったので、まさに
敵に塩を送るような形になっていましたわ。
きっと志保は真夢のいるWake Up, Girls!に不戦勝ではなく、真正面から
競い合って勝ちたい気持ちがあったのでしょうね。
当初は意地悪そうな性格をしているのかなぁって思って見ていましたけど、
このシーンを見ると意外に親切な人なのかもしれませんね。

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激しく踊れない佳乃のためにフォーメーションを変えて決勝戦に臨もうとします。
もちろん、急遽変更するとなると戸惑っちゃうものですけど、以前に早坂さんから
決勝戦用の新曲に変えられたこともあったから結構落ち着いていたと思います。
もしかすると早坂さんはこういう事態も起こる事を想定していたのかもね?
そういう意味では決勝戦用の新曲に変えられた事は良い経験かもしれません。

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「ここにアイドルの祭典の決勝戦の開会を宣言します。」
白木GMがなかなか良い事を語りながら開会宣言をしていたと思います。
こういう温かみのあるような盛り上げ方をたまにはI-1clubのメンバー達にも
言ってあげたらいいのになぁって思ってしまいますわ。
あと、アメリカ同時多発テロ事件発生直後のブロードウェイの対応について
触れていたのは予想外でした。
でも、このアニメが大震災からの復興応援の一環として作られた事を考えると、
そんなに突拍子な内容でもない話なのかもしれませんね。
どういうテーマをもって作られたアニメなのかを例を挙げて示したと思います。

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「皆さーん♪こんばんWUGー♪私達・・・・・・」
「Wake Up, Girls!です♪」
いよいよWake Up, Girls!が歌う順番が巡ってきました。
ここはI-1clubの本拠地だから、I-1clubのファンが多いのは仕方ないのですけど、
真夢の捏造スキャンダルを信じ込んで冷たい視線を投げかけるのは良くない。
まぁ真夢もその辺はよく分かっていたから覚悟の上での参加だと思うけどね。
この時に佳乃が雰囲気を変えるようにすぐファンに挨拶していたのがグッジョブ♪
こういうところは困っているメンバーを支え合おうという気持ちが出ていますわ。

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そして実際に曲が流れると、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれていました。
途中で佳乃が足のケガを気にせずにジャンプしていたのも凄い気力でしたわ。
やっぱり大きな晴れ舞台だから思いっきり歌って踊りたい気持ちが出たのかも。
その甲斐があってかI-1clubのファン達もWake Up, Girls!を応援してくれていたし、
Wake Up, Girls!のオーラがファン達の心を揺れ動かしたのは間違いなさそう。
もう十分に立派なトップアイドルの仲間入りになっていたと思います。

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出演が終わって控室に戻ってきた時には、皆で涙を流していたのも感動的です。
色んな困難を乗り越えてやり遂げることが出来たので感無量といったところかな。
今回の佳乃を見ると、なぜ早坂さんが真夢ではなくて佳乃をセンターにしたのか
分かるような気がしました。
もし真夢がセンターだとすればI-1clubのイメージが付きまといますので、佳乃を
センターにする事でWake Up, Girls!の独特の色を出す事に成功したと思います。
とにかく佳乃はリーダーとして勇気を出してよく頑張ったし、他の6人のメンバーも
ケガをしている佳乃をよく支えようとしていたと思います。

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審査結果の発表では残念ながらWake Up, Girls!は優勝を逃してしまいました。
佳乃がャンプをした時にバランスを崩していたのが響いたのかもしれません。
それでも今のWake Up, Girls!にとっては7人揃って歌えたことの方が大きいので、
これはこれで納得できたライブだったのではないでしょうか。
まぁ早坂さんからすれば全然納得できないかもしれませんけどね(苦笑)

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「グリーンリーヴスとWake Up, Girls!の・・・・・・」
「明日はどっちだ!?」
丹下社長は新社屋に移れそうにないので嘆いていました。
Wake Up, Girls!が優勝する保証もないのに、よく契約しようとしたものです(苦笑)
普段のWake Up, Girls!の仕事を簡単に決めちゃうのとは訳が違うのだし、
せめて契約をする時くらいはもう少し慎重に判断した方がいいでしょうね。

ただ、大手レコード会社からメジャーデビューの話が持ち込まれていたのは
ラッキーだったかもしれません。
これでWake Up, Girls!もトップアイドルに仲間入りして活躍できるようになるし、
さらにはI-1clubと肩を並べられる程の人気アイドルになれる可能性もあるので、
ますますメンバー達はモチベーションは高まってきそうな気がします。
まぁ色々なトラブルに散々振り回されてきたアイドルグループだから、おそらく
メジャーデビューした後も多くの問題にぶち当たることになるでしょう(苦笑)
それでも7人が力を合わせていけば、どんな困難をも乗り越えていってくれそうな
感じがします。
真夢の言うとおりに自分の夢を叶えて幸せになった後は、今度は応援してくれる
ファン達を幸せにできるような素敵なアイドルになっていってもらいたいな♪

★総評★
1クールで新人アイドルグループの立ち上げから下積み生活、仕事を増やしながら
少しずつ人気を獲得していくまでの姿を上手くまとめて描かれていました。
そのストーリーの流れの中で各メンバー1人1人にスポットを当てるような展開を
用意されていたので、構成のバランスの良さが特に光っていた
と思います。
まさに劇中でも述べていた「アイドルは物語だ」という事を印象づけていました。


あとタレント経験者と未経験者を混ぜ合わせていたのも面白みがありました。
7人のアイドルグループにすることでダンスパフォーマンスを華やかに描く部分と
メンバー達を掘り下げて描く部分の釣り合いが取れていたのも良かったかな。
次々と試練が訪れる展開なんかは昔のアイドルアニメ的な要素がありますし、
アイドルグループとして描いている点は最近のアイドルアニメの雰囲気なので、
新旧のアイドルアニメのファンのどちらにもアピール出来てる感じがします。
作画面に不安定さが見受けられましたが、オリジナルのアイドルアニメとしては
申し分のない完成度だったと思います。
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