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織田信奈の野望 第12話 「天下布武」(最終回)

2016年12月12日
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(C)2012 春日みかげ・ソフトバンク クリエイティブ/織田信奈の野望製作委員会

天下取りは私1人だけの夢じゃない!
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今回で「織田信奈の野望」の最後の感想になります。
最近では異世界転移や過去を改変していくような作品は珍しくありませんが、
この作品の本放送の時はまだそのようなジャンルが流行する前だったので、
ある意味、流行を先取りしていたような気がしないでもありません。
丁寧に作られていたので、このままで終わらすのには惜しい美少女アニメです。


最終回は信奈が良晴の仇討ちのために朝倉軍が立て籠もる比叡山延暦寺に
攻撃を開始しようとする
ところから始まります。
それを迎え撃つ朝倉義景は余裕の態度を見せていたので勝算があるのでしょう。
良晴と光秀が本当に討ち死にしたのかも信じられないので、どのような結末を
迎えるのか想像がつかない感じで見ていました。

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信奈が松永久秀の助言を受けて比叡山を焼き討ちしそうなので心配でした。
当然、信仰の聖地にそんな事をすれば一気に民衆の心は離れてしまうので、
天下統一への道はさらに険しくなるばかりでしょうね(汗)

「大丈夫です。良晴さんは生きています。」
竹中半兵衛が軍師の自分が動いてアドバイス出来ればと悩んでいたのですが、
この時に彼女は良晴が死んでいないと言っていたのが驚くところ。
まぁ主人公だから、あのまま退場して終わるのは寂しい感じもするから、やっぱり
最後には無事な姿を見せてもらって有終の美を飾って貰いたいですもんね。
とにかく良晴がどこで何をしているのかが気になって見ていました。

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「そう簡単にくたばると思ったら大間違いです。」
良晴と光秀が何とか生きていたのでホッとしましたよ。
主人公の良晴はともかく、光秀はこの作品の女の子の中では準ヒロインのように
目立っているキャラだし、私のお気に入りなので退場しなくて本当に良かったです。
あと光秀が良晴の体温低下を防ぐために、自分の肌で温めるシーンは見どころ♪
これは光秀が信奈から良晴を横取りする結末もあるのかな?って思いました。
ある意味、「恋愛の本能寺の変」といった予感をさせてくれますわ♪

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近衛前久が比叡山に火を放って、信奈を民衆に恨まれるように仕向けます。
もちろん正覚院豪盛は自分の領地を焼き払われるのだから怒りますけど、
近衛は仲間を切り捨ててでもこの国の覇権を握ろうとしてたから悪どい。
これで残る敵がこの近衛前久と朝倉義景の2人に絞られてきていました。

「私はこんな戦いが二度と起きない世界を作らなきゃいけないのね。
そのために近衛(前久)を倒す。サル。私に力を貸して。」

信奈はもう我を忘れて延暦寺に突撃するものと思ったのですが、ここでの
彼女を見ると少し冷静さを取り戻していたので安心しました。
もうこの作品は本能寺の変を回避するというよりも、彼女が魔王になるのを
回避させることが主要テーマになっているのかもしれませんね。

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柴田勝家が真柄姉妹をあっという間に倒していたからとても強い。
明智光秀が登場してからは存在感が薄くなっているような印象でしたけど、
最終回でそれなりに活躍するシーンが見られたのは良かった。
あと、ねね達が良晴を心配して探しに来ている様子を見ると、本当に良晴は
皆から大切に思われているんだなぁっていうことが伝わってきます。

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「天下は身分高き生まれながらに選ばれし人間のものじゃ。田舎大名ごときが
目指すなどおこがましいわ。」

「あんたみたいなのがいるから国が乱れるのよ。」
信奈が黒幕の近衛前久のところに辿り着くと、いよいよ決着をつけることになります。
まだ直前で会っていた覆面の武将と決着をつけた方が最終回の戦いに相応しいと
思ったのですが、ストーリーの重要性から近衛前久との対戦になったのでしょう。
まぁそれでも戦う前から簡単に決着がつきそうだなぁって思いましたわ。
そういうわけでやっぱり公家で頭脳派の彼が実戦をするのは荷が重かったです。
自分の放った炎で退場してしまうというところが皮肉な感じでした。

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「ごめんね。ここまでみたい。次は織田家の皆が私の夢を継いでくれるわ。
いつかあんたのいた未来に繋がるわよ。また会えるわね。」

「信奈!」
信奈が炎に囲まれて死を覚悟した時に良晴が助けに来てくれていました。
それでも信奈はまだ夢を見ているものと思い込んでいたのが苦笑いです。
まぁ、だからこそあれだけ大胆に良晴に抱きついちゃうことも出来るわけだし、
褒美のキスも恥ずかしがりもせずにしてあげられるというものなのでしょう。

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信奈と良晴がキスしようとする寸前で周囲の気配に気づいちゃったから残念だ。
こういう時に限ってお邪魔虫が入るのがお約束みたいなものですね~(笑)
それで良晴を引っ叩いちゃう信奈はちょっと酷いw
まぁそれでも最後はギュッと抱き合っていたから、彼が生きてくれていたのが
とても嬉しいといったところでしょうか。
彼が生きていればいつだってキスできるチャンスはあるでしょうし♪

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最終回は特別EDです。
竹中半兵衛が雨を降らす術を用いて比叡山の山火事を鎮火させていました。
ただでさえ病弱なのだから、あまり無理をせずに術を使ってほしいですね。

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信奈と良晴の天下取りへの道はまだまだ始まったばかりといったところです。
それでもこの2人ならいずれは天下を取ってくれそうな期待感はあります。
朝倉義景は領地に引き返したみたいだし、いずれは雌雄を決する時がきそう。
ラストには新たな武将が現れていた事から続編がありそうな感じなのですけど、
すでに数年経過した今となっては望み薄かもしれませんわ(涙)
でも、もし可能であれば続編を見てみたいんですけどね。

それにしても良晴って元の自分の時代に戻らなくても良いのでしょうか?(苦笑)
彼を見ているともう元の世界に戻る事を忘れちゃっているような気がする。
きっと家族は良晴が行方不明になって心配していると思うんだけどねぇ(^ω^;)

★総評★
何と言っても戦国武将が美少女化されるという設定に物珍しさがありました。
実在した戦国武将の名前を流用しているので、美少女キャラが多く登場しても
すぐに顔と名前が一致できるところは良かったです。
美少女アニメにしてはシナリオは史実に沿わせながらシリアスに仕上げていたし、
美少女化設定を活かしながら戦国時代を面白く改変させていたと思います。


過去を改変させるアニメ作品はまず改変前の過去の出来事を示すものですが、
この作品は戦国時代の歴史の知識がある事を前提になっているので、わざわざ
改変前の世界を指し示すような手間が省ける点がメリットだと思います。
ただ、それでも大河ドラマ並の壮大な物語になりそうなところを、たった1クールで
まとめようとしていたのは難しかったと思いますけどね(苦笑)
やっぱり織田信長をイメージしているのなら、信奈が「本能寺の変」をどのように
回避するのかが心残りというか、とても気になります。
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