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さすらいの太陽 第25話 「父との別れ」

2016年10月25日
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(C)藤川桂介・すずき真弓・虫プロダクション

のぞみが歌手を引退する!?
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いよいよこの物語もラスト2回を残すのみとなりました。
今回はサブタイトルからしてシリアスのような展開が予想されそうですが、まさに
クライマックスを迎えるにあたってのぞみに最大の試練が訪れております(汗)


のぞみのお父さんが危篤状態に陥ったという連絡を受けたところから始まります。
自宅療養中のお父さんの様子を見る限りでは快方に向かっていそうでしたけど、
どうやらお父さんは痛いのを我慢して相当無理をしていたようだ。
おそらく家族にこれ以上心配をかけたくなくて元気なフリをしていたのでしょう。

のぞみはお父さんの事を心配しながら仕事を続けていましたけど、本当なら
今すぐにでもお父さんが再入院した病院に駆けつけたい気持ちのはず。
しかし、人気歌手となってしまった今の彼女には、家族の事よりも仕事の方を
優先させなくてはいけないという立場なのが辛いところかもね。
家族をよりもファンを優先させなくちゃいけないのは人気歌手の辛い宿命です。
そういうわけで今回はのぞみのお父さんに関わるお話となっていました。

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「お父さん!?」
のぞみが仕事を終えた後に急いで病院に向かったのですが、残念ながら
お父さんはすでに力尽きてしまっていたので悲しい・・・・・・。
せめて最後にお父さんと会ってお話をしておきたかったでしょうね。

病院に向かう途中にのぞみは流れ星を見ていましたけど、今のアニメにおいて
流れ星の描写は願い事をする時などの良い意味で使われる事が多いのですが、
昭和アニメではどちらかと言えば不幸を暗示させるパターンが多い気がします。
「北斗の拳」での死兆星が流れるシーンなんかは象徴的な感じもするし・・・・・・。

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香田家では美紀が実の娘でない事が判明したので家族会議となっていました。
お父さんは今後の生き方を見つけていけばいいと前向きに考えていましたけど、
美紀は別の家の子供だと知ってそんな簡単に割り切れそうにないでしょうね。
お母さんの反応を見てもやや美紀と距離が出来ている感じに見えましたから、
もう家族がバラバラになってしまいそうな危うい雰囲気が感じられます(汗)

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「皆が私のことを騙そうとしている。パパもママも・・・・・・。パパだってホントは私が
実の娘ではない事が分かって、私が憎いんだわ。きっとのぞみがこの家に来て、
私は放り出される・・・・・・。これで私の一生はメチャメチャだわ!(汗)」

美紀がショックのあまりに落ち込むのは仕方ありませんが、それによってさらに
被害妄想を膨らませていたから苦笑いするしかないです。
のぞみへの対抗意識も美紀の被害妄想から始まったようなものだったので、
この物語における重要な性格の設定になっていたのは間違いないかな(^ω^;)
とにかく美紀が置き手紙を残して家出をしちゃったので心配でしたよ。
この作品では意地悪なキャラとして描かれてきた彼女でしたけど、生い立ちは
彼女のせいでもないのでちょっと可哀想な気もしてきましたわ。

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「私、歌手を辞めるわ。私、今日限りで歌手を辞めます。」
のぞみはお父さんの最期を看取れなかった事を強く後悔していました。
歌手となれば普通の家族として当たり前の事も出来なくなるのが辛いみたいだ。
そこで夢だった歌手を引退しようとまで思い詰めていたから相当なものです。

歌の仕事を中心に活動する本物の歌手になる事を夢見てきた彼女でしたけど、
今はプライベートを重要視する気持ちに変わってきていたのが印象に残ります。
元々お父さんの治療代のために歌手を目指したというのもあるから、その目的が
無意味なものになってしまったという理由もあるかもしれませんね。

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のぞみが困った時にはいつも助けてくれるのが熊五郎さん。
今回も歌手を引退しようとするのぞみを制止するように説得してくれていました。
娘の歌が聞きたいお父さんの気持ちを分かりやすく伝えていたのが良かったです。
こういう時の熊五郎さんはのぞみの後援会会長としてとても頼りになります。

あと、ファニー森山さんも生みのお父さんだからお参りに来てくれていました。
よく考えてみると、森山さんと美紀は実の兄妹になるのですが、それぞれの
出生の事実の受け入れ方が対称的だなぁって思いました。
ただ、お参りを拒否した美紀がダメじゃなく、彼女の気持ちなんかも理解できる
部分もあるので、こればかりはどちらが良し悪しではない感じはします。

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「私はもう帰る所も行く所もありはしない。私はいったいどうすればいいんだろう?」
家出をした美紀が海岸通りの道を彷徨っているシーンが描かれていました。
香田家の娘でない事が分かってかなり落ち込んでいるわけですが、まさか
入水自殺までしようとしていたから驚いてしまいますわ(汗)
それほどお金持ちのお嬢様じゃなくなる事に絶望感を抱いているみたいだ。

もしこれがのぞみだったらおそらく入水自殺までは考えなかったと思います。
この辺は今までの人生でどれだけ苦労してきたかで、精神的な強さの面で
差が出ているような印象を持ちました。
プライドが高く傲慢な美紀ですが、案外打たれ弱い性格なのかもしれません。
とにかく波に飲み込まれた美紀の安否がとても心配になりました。
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