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さすらいの太陽 第19話 「遠い歌手への道」

2016年10月08日
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(C)藤川桂介・すずき真弓・虫プロダクション

のぞみが歌手デビューの夢を諦める!?
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「君は私が望んだ新人歌手としてのレベルに達した。いや、可能性は
それ以上と言える。」

「先生!?」
「準備が出来次第、君をデビューさせるつもりだ。」
のぞみが江川先生から歌手デビューするのをOKされるところから始まります。
もちろん歌手デビューを目指してきた彼女にとってはこれほど嬉しいことはない。
もう感激の涙を流して先生に感謝するのぞみの姿が印象的です。
滅多に褒めない先生だからこういう風に褒めるのは苦手みたいだったけど、
これでのぞみの先生に対する疑問や悩みは解消されたので良かったです。

あと、先生はプロの歌手の本当の厳しさがデビュー後にあることも伝えます。
1日に何十人も歌手デビューしてはすぐに消えていくような芸能界ですので、
のぞみはただ歌手としてのスタートラインに立てただけなのかもしれません。
歌手として成功を続けられるかどうかは今後の彼女の努力次第かもね。
だからこそ先生はのぞみが活躍できるように厳しい試練を与えてきたのでしょう。
昔のアニメでの師弟コンビといえば「エースをねらえ!」の岡ひろみと
宗方仁が有名だと思うのですけど、この峰のぞみと江川先生の師弟も
昭和時代特有のスパルタ的な指導があって印象に残りました(^ω^;)

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のぞみのお父さんが退院するくらいにまで回復していたので安心しました。
自宅療養となれば入院代を支払わなくて済むのも大きいでしょうね。
さらに、のぞみが歌手デビューして人気が出ればいっぱい稼げるはずだし、
少しずつのぞみに良い風が吹いてきている雰囲気はありました。

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「私は商品。だからどんな事をしてでも売り込まなくっちゃ。チャンスはどんどん
利用する。そうしなければスター歌手になんか絶対になれないのよ。」

一歩先に歌手デビューした美紀はグラビア撮影などで大忙しの毎日です。
走っているシーンを撮る時には何回もNGでやり直しさせられて大変そうでした。
ワガママな彼女ならカメラマンに文句を言ったりするのかなぁっと思ったけど、
ここのシーンでは素直に従って頑張っていたから意外でした。
すでに美紀はプロの歌手としての厳しさを体験していると言えそうでしたわ。
彼女は彼女なりにプロの歌手の世界で生き抜こうと努力しているのでしょう。

ただ、のぞみは歌手とは関係ない仕事をする美紀を見て疑問を持ちます。
あくまで歌うことだけが歌手なんだと思っているのでしょうね。
たしかに間違ってはいないけど、芸能界で歌手活動をするにはメディアへの
露出も重要な要素であることをまだ分かっていないのかもしれません。
歌手としての才能はのぞみの方が高いのですが、芸能界の中で生きていく
歌手のノウハウなんかは美紀の方が理解がありそうだったかな。

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デビューしてからの美紀はファンもいっぱい出来るくらいに人気が高まります。
彼女の姿を見ると、一応プロの歌手として成功をしているような印象ですね。
新人歌手として先輩歌手やスタッフの人に頭を下げて挨拶もしていましたので、
たとえ傲慢な彼女でも芸能界での上下関係はわきまえている感じがします。
この辺はのぞみも学ぶべきところが多いかもしれませんね。

「美紀さんは確かにスター歌手への最短コースを歩いているのかもしれない。
でも、デビュー以来、美紀さんは歌を歌っているよりも宣伝のための雑用ばかり
多すぎるわ。あれでスターになっても本物歌手になれるのかしら?」

美紀は歌手デビューした事でのぞみへの対応が少し柔らかくなった感じがします。
のぞみへのイジメをしている暇もないほど仕事に忙しいのかも?(^ω^;)
それはそれでのぞみには良い事なのですが、反対にのぞみが美紀の仕事を見て、
プロの歌手の仕事に疑問を抱くようになっていたのが心配だったかな。
これが今回の1つの問題となってきていました。

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江川先生は美紀が仕事でレッスンをドタキャンしても怒らなかったのが珍しい。
どうやら先生もまたプロの歌手として生き残っていくにはメディアへの露出も
重要だし、人気が出れば忙しくなるから仕方ないと思っているみたいだ。
ただ、のぞみとしては江川先生から意外な答えが出てきたから困った様子。
のぞみは歌う事だけに専念した歌手活動をやりたい気持ちが強いのでしょうね。
歌手としての現実と理想の違いが彼女の心をさらに悩ませていましたわ。

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「(ダメだわ。心が乱れている!?心の底から自然に歌が出てこない!?)」
のぞみは再び横浜のクラブで歌うのですが、声が出てこなくなってしまいます。
それほど彼女がプロの歌手になる事に不安を覚えているということなのかも。
今までは家族の生活を第一に考えていましたけど、今では歌手というものを
考える余裕が出てきたからこそ生じてきた悩みとも思えました。
とにかくまだまだのぞみが歌手になるのには試練が待ち受けていそうだなぁ。

新田さんがのぞみの事を心配して相談に乗ってくれていました。
彼はのぞみをよく気にかけてくれているから本当に親切な人です。
歌手を目指すのぞみにとっては良いアドバイザーといった感じがします。
少女漫画原作ならのぞみと新田さんが親しい関係になりそうなものだけど、
新田さんは残念ながら音楽探しの旅に出て行くのでお別れしていましたわ。
この作品ってアイドルアニメとして音楽には力を入れて描いてくれているけど、
あんまり少女漫画らしい恋愛話って少ない印象がありますわ(苦笑)

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「分かった。君がそこまで決心したのなら思い通りやってみるがいい。」
「ありがとうございます。」
「しかし、お前はスターになるよりも、もっと厳しい道を選んだということを
知っておくがいい。」

のぞみは美紀の付き人を辞めて、江川先生のお屋敷も出て行く事にします。
このままでもプロの歌手になれるはずなのに、わざわざ自分が理想とする
歌手の道を目指そうとするのだから偉いと思います。
今まで散々厳しい試練に耐えてきた経験があるからこそ、少々困難な道を
選んでも気にしないのでしょうね。
こういう彼女の姿勢を見ても、精神的に強くなっている事が伺えます。

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「のぞみ。これからは1人立ちだ。もうお前には私は必要ない。それを自分から
言ってきよった。大した奴だぞ。お前は。ハハハハハ・・・・・・♪」

最後に江川先生が屋敷を出て行くのぞみの姿を見て喜んでいました。
先生が想像していた以上にのぞみが成長してくれた事を嬉しく思ったみたい。
あの厳しい先生でも感心するくらいだから、のぞみは歌手の心構えというものを
完璧に身に付けている感じがしますね。
あとは彼女が自分の理想とする歌手にどれだけ近づけるのか期待したいです。
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