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さすらいの太陽 第01話 「すりかえられた運命」

2016年07月21日
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(C)藤川桂介・すずき真弓・虫プロダクション

親をすり替えられて育った女の子が苦労しながら歌手を目指していく物語
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今回から「さすらいの太陽」という古いアイドルアニメの感想を書いていきます。
古いアニメならアニメ専門チャンネルで見る事が多いのですけど、この作品は
アニメと関係なさそうな音楽専門チャンネルで放送されたので珍しかったです。
(今現在も歌謡チャンネルで2周目のリピート放送をしていたりします。)


ちなみにこの作品は芸能界を舞台にした初めてのアイドルアニメです。
私のイメージではクリィミーマミとか初代マクロス辺りがアイドルアニメの原型だと
思っていたので、この作品のようにもっと古い作品もあるんだなぁって思いました。
とにかく最近では人気ジャンルとして数多くのアイドルアニメが作られていますし、
その中には覇権アニメとなる作品も出てくるくらいなので、ここでそれらの作品の
源流ともなっている「さすらいの太陽」をチェックしておこうと思いました。


OP曲は、スリー・グレイセスボーカル・ショップが歌う「さすらいの太陽」です。

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生まれて間もない2人の赤ちゃんの運命が入れ替わるシーンから始まります。
何者かによって名前の書かれたバンドを故意に取り替えられてしまうのですが、
物心がつく前の赤ちゃん達が気づけるわけもないので一大事ですよね(汗)
これがヒロインの人生に大きな影響を及ぼす重要なポイントになっていました。

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それから17年の月日が流れたところから物語が描かれていきます。
物語の主人公は峰のぞみという16歳の女の子です。
その彼女が転校するのでクラスメイトにお別れの挨拶をしていたのですけど、
ただ夜間部から昼間部に変更するだけだから同じ学校には通うみたいだ。
でも夜間部のクラスメイト達からすればもう彼女と一緒に勉強ができないし、
会うことも難しくなるから寂しいのでしょうね。
皆で胴上げしてお別れしてあげていたから心温かいクラスメイトだと思う。
ただ、胴上げの前にはのぞみの頬を引っ叩いて怒っていたりもしていたから、
この辺は昭和のアニメらしい友情があって戸惑って見てしまいますわ(苦笑)

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のぞみと取り替えられたもう1人の女子高生もこの物語の主要人物になります。
彼女の名前は香田美紀
いかにもお金持ちの家のお嬢様といった感じがします。
まぁこれも昭和のアニメによくあるライバルキャラの定番の設定でしょうか。
「巨人の星」でいうところの星飛雄馬と花形満みたいな関係をイメージすると
分かりやすいかもしれませんね?
とにかく、この物語はのぞみと美紀の関係が注目ポイントになっていました。

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のぞみは美紀のいるクラスに編入してきます。
美紀はのぞみと同じ誕生日であることに衝撃を受けていましたけど、これは
見知らぬ女性から電話で「本物のあなたが転校してくる」と言われた事を
気にしている感じでした。
もう彼女の衝撃の受け方なんかも昭和アニメらしい演出だなぁって思います。
とりあえず、のぞみと美紀のやり取りを見ていると仲良くなれそうにないかな(笑)

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のぞみの家は両親と弟と妹の5人家族です。
お母さんは優しそうな人で、弟はちょっと生意気なところがある感じですね。
そして、お父さんは屋台のおでん屋さんを営業していましたわ。
貧乏ながらも家族睦まじく暮らしているといった印象を受けます。

あと、野原道子という女性がのぞみを昼間部へ編入させてあげたようですが、
美紀には不審な電話を入れるし、赤ちゃんの入れ替えも彼女の犯行なので、
いったい彼女がどういう思惑で動いているのかが気になるところでした。
当然、この道子という女性も物語のキーパーソンになっています。

ちなみにここで流れる挿入歌は藤圭子さんが歌う「圭子の夢は夜ひらく」です。
藤圭子さんはこのアニメのヒロインのモデルにもなっていたりしますので、
彼女の歌がよく流れたりしています。

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「こんな高価な物、私には頂けないわ。」
のぞみは美紀から高価な指輪をプレゼントされたので返却しに来ていました。
美紀がのぞみの家族構成を探る目的のためにそんな高価な物を渡すのだから、
一般庶民とはお金の感覚が全然違いますわ(苦笑)
ちなみに彼女の5万円はのぞみの500円の感覚らしいです。
まさにお金持ちでプライドの高そうなお嬢様だなぁっといった感じがしました(^ω^;)
美紀が指輪をお金に換金しても良いとまで言っていましたので、もし私だったら
喜んで貰うところだよ(笑)

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『本物の令嬢より。ニセの令嬢へ!』
道子が意味深なハンカチとメッセージを美紀の家の郵便ポストに入れていました。
まるでお金持ちの美紀の家に恨みでも持っているように見えるから怖そうだよ(汗)
もう見た目から少々病んでいるようなヤバさが感じられますもんね(^ω^;)
たとえ高飛車な美紀だとしても、もし危ない目に遭うと可哀想に思いますわ。

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「ハンカチなんてあなたらしいプレゼントね。」
美紀がのぞみを河川敷まで連れて行ってハンカチについて詰問するのですが、
のぞみがハンカチを届けたのではないのだから意味不明だったでしょうね。
もう美紀は完全にのぞみがイタズラの犯人だと決めつけているから困ったものだ。
さらに部下の男性2人にのぞみを襲わせようともしていたから酷いです(汗)
これは道子の策略にまんまとハマっているような状態になっていますわ。
まぁたとえ道子が関与しなかったとしても、この2人の相性は悪そうだったから
結局は似たようなやり取りになっちゃいそうに思えるけどねぇ(苦笑)
とにかく、のぞみを夜間部のクラスメイトが助けてくれていたから良かった。

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「定時性はガラが悪いって噂には聞いていたけど、やっぱり・・・・・・」
「バカ!!」
「ぶったわね!社長令嬢の私が・・・・・・生まれて初めてぶたれたわ。
(覚えてらっしゃい。このままじゃ済まさないってことをね。)」

最後にのぞみが美紀の頬を引っ叩いていたからなかなか気が強そうだ。
自分だけならまだしも、美紀が夜間部のクラスメイトをも差別をしていたし、
いわれのない罪まで着せようとしていたから怒ったのでしょうね。

一応、のぞみは黙ったまま我慢するような性格ではないみたいだ。
まぁそういう性格じゃなければこの美紀と渡り合うのは難しそうかな。
とにもかくにも、のぞみと美紀の間には大きな溝が出来た状態になりましたわ。
はたしてのぞみが美紀達のいる昼間部に安心して通えるのか心配でしたよ。

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ED曲は、堀江美都子さんが歌う「心のうた」です。

第1話では、アイドルアニメとは程遠い内容で描かれていたのが少し驚きかも。
まるでサスペンスドラマを見ているかのような内容になっていたのが印象的です。
他のアイドルアニメでいえば「アイドル伝説えり子」に結構近い雰囲気を感じます。
映像的に古さがあるのは否めませんが、昭和時代のアニメを見慣れている人なら
十分に楽しめるのではないでしょうか。
あと、劇中では屋台の仕事や定時制の生徒を蔑んだりする表現がありましたけど、
こういうあからさまな差別表現は現在のアニメではまず見られないと思いますので、
ここが昭和のアニメと今のアニメとの大きな違いかもしれませんね。
昔のアニメを見ていると規制の緩さが特に印象に残ったりします。
エロ描写も含めて・・・・・・(^ω^;)
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