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こみっくパーティー 第09話 「すてきれない夢」

2016年03月27日
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(C)2001 AQUAPLUS/ケイエスエス

由宇が和樹に即売会で売り子のお手伝いをしてもらうお話です。
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夏休みが終わって2学期が始まっても和樹はずっと落ち込んでいました。
さらに連日授業にも遅刻もするようになっていたから重症になっていますわ。
それほど和樹にとっては、こみっくパーティーの件はトラウマなのでしょう。
もう同人誌制作からも身を引こうとまでしていたから心配でしたよ。
夏休み前の同人誌制作に夢中になっていた姿が夢のようにも思えます。
とにかく、このまま和樹が同人作家を引退するかそれとも復帰するのかが
今後の重要なポイントと言えそうでした。

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「立つ鳥跡を濁さず。同人活動をやめるならやめるで恩義はきっちり返さんかい。
それが同人の仁義ちゅうもんやで。」

由宇が和樹の家にやって来て売り子のお手伝いを強制的に頼んでいました。
ここでは和樹が同人活動を引退しようが好きにすればいいと言っていましたが、
さり気なくお手伝いさせることで引き止めようとしているようにも見えます。
確かに和樹は同人活動について色々と教えてくれたので断れないでしょうね。
ある意味、大志よりも由宇のアドバイスの方が非常に役に立っているわけですし、
この作品では由宇がメインヒロインと言ってもいいくらい存在感がありますわ。

あと由宇は和樹を巡って瑞希と三角関係を形成するつもりはなさそうでした。
さすがに由宇でも瑞希が和樹を好きだと気づかないはずはないかな。
これは和樹を借りるから一応カノジョに了承を得たのかもしれないですね。
由宇って筋をきちんと通す性格だなぁって思いました。

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今回、和樹と由宇が参加するのは「こみっくワッショイ」という即売会でした。
夏と冬開催のこみっくパーティーに比べると規模は小さいものと考えられます。
それに和樹は売り子としての参加なので変なプレッシャーを感じなくて済みます。
和樹が初めて同人誌即売会に来た時も売り子としてお手伝いしていましたので、
一度初心に帰る気持ちで即売会に触れるのも良い気分転換になりそう。
あと、由宇がお隣の彩さんも誘って即席の合同サークルとして出品を試みます。
これは彩さんも由宇のネームバリューを利用させてもらえるので嬉しいでしょうね。
それにしても、ほんの2、3秒でセッティングを済ませる由宇は凄いですわ(笑)

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即売会の規模が小さいと参加する人も少ないのでまったりとした雰囲気です。
これなら別に和樹が売り子のお手伝いをするまでもなかったでしょうね。
つまり由宇は和樹に何かを感じ取ってほしいと思って呼んだのは間違いないかな。
あと、由宇が買ってくれた人に暖かく触れ合っていたのが印象的でした。
小規模な即売会では購入者とじっくりと触れ合える良さがありそうですね。
これが販売数ばかり気にしていた和樹の心に変化をもたらしてくれそうでした。
こういうところにも由宇がなぜこの即売会に誘った理由が分かる感じでしたね。

ただ、由宇と詠美はあまり触れ合わない方がいいかもしれない(苦笑)
ホント、この2人は犬猿の仲だなぁ(^ω^)
でも由宇はそれなりに詠美の努力を認めていたのも印象に残ります。
詠美はただ流行の作品だけを取り入れて描くだけじゃなく、アレンジや
工夫などをしながら作っているからファンがいっぱいいるらしい。
これはただ売れ筋だけを混ぜ込んで描いていた和樹にとっては、胸に
突き刺さるような感じだったかもしれませんね。

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「彩さん。何で即売会に参加しているんですか?どうして同人誌を
作っているんですか?」

「・・・・・・楽しいから。好きだから。楽しいからです。」
さらに和樹は彩さんの同人活動に対する思いを聞いて目が覚めてきたかな。
マイナーな同人作家の彼女の言葉だからこそ心に響くものもありそうですね。
彩さんは和樹の新刊を読んで自分には描けないと思ったようなのですけど、
自分にはない才能を持つ彼の事を羨ましく思ったのかもしれません。
彼女もまた別の観点から悩みを持っていたりするのかなぁって思いましたわ。
同人活動に限らず、思わず他人と比べたりすることってありそうですもんね。

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あの迷惑コンビがまたやって来て、由宇や彩さんの同人誌を購入していました。
ただ、内容を見て褒めていたし、次の即売会でも期待していると言っていたので、
彼らは彼らで普段は真面目に同人誌を買って楽しんでいたりするみたいだ。
少々態度が横柄なところがあるけど、同人誌に真摯に向き合う姿は褒めたいな。

一方、和樹は購入してくれた人と暖かく触れ合える良さを学び取った感じです。
ちょっとずつ立ち直れそうな明るい希望が見えてきていました。

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同人誌即売会が終わると、和樹はすっかり和やかな表情に変わっていました。
和樹にとっては本当に良い気分転換になった即売会になったのではないでしょうか。
同人活動の本来の楽しさを改めて見つめ直せたのは良かったと思います。
あと、由宇は和樹に他のサークルさんの同人誌をプレゼントしてあげていましたけど、
彼女はまだ彼が同人活動を続けてくれるものと期待が持てたのかもしれませんね。
おそらく、和樹がまた間違ったリサーチをしないように、彼の描きやすいジャンルや
参考にしやすい同人誌を選んであげたように思います。
とにかく、和樹がこれから同人活動にどのように向き合うのかが楽しみでした。
その前にまずケンカをした瑞希と仲直りしてあげてほしいな(^ω^)
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