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神風怪盗ジャンヌ 第44話 「汝、神風となれ!」(最終回)

2015年11月23日
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(C)種村有菜/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

怪盗ジャンヌが最後のチェックメイトをするお話です。
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今回で「神風怪盗ジャンヌ」の最後の感想になります。
少女漫画りぼん創刊60周年を祝してこの作品を選んで感想を書いてみましたけど、
今の時代はやっぱプリキュアが美少女変身アニメの盟主になっていると思うので、
もうこの作品を知っている人は少なくなってきているかもしれませんね。
私がこの原作とアニメ版を見ていた時期はまだ小学生の低学年の頃でしたから、
小さい頃に見た印象と大人になって見た印象では違っているのを実感しました。
私のブログでは少女向けアニメ作品の感想を書くのは珍しいのですけど、たまには
このように懐かしい思い出に浸りながら感想を書くのもいいなぁって思ってます♪


ジャンヌと稚空がフィンを追って氷の神殿に突入していくシーンから始まります。
神殿の中には悪魔の軍勢が待ち受けていたので次々と封印していました。
神の加護のあるジャンヌはともかく、稚空は変身もせずによく戦っていると思う。
もうまろんを欺く必要もないし、稚空自身の力で彼女を守りたい気持ちなのかもね。
とにかくフィンとの最終決戦がどういう形で描かれるのか楽しみでした。

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「ここは俺達に任せて先に行け。」
「稚空。」
「フィンちゃんを頼んだぜ。ジャンヌ。」
「アクセス・・・・・・」
あまりにも悪魔が多すぎてこのまま戦っても埒が明かない状態でしたので、
稚空とアクセスが悪魔達を引き受けてジャンヌを先に行かせていました。
この時にジャンヌが稚空にお礼のキスをしていたから驚きですね。
元々借りを作りたくない性格だからこういう形で返したのかもしれない?(笑)
とにかく2人の間には強い信頼関係が築けている事が示されていたかな。

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ジャンヌはフィンの仕掛けた両親の幻影に精神をかき乱されていました。
両親の離婚が悪魔の仕業の可能性があるので一時は安心していたのですが、
改めて離婚を告げられると本当の事ではないかと不安になるのでしょう。
悪魔の影響を受ける人は皆、心に付け入れられる隙がある事を意味するので、
そうなるとまろんの両親も離婚までとはいかなくても夫婦関係に亀裂があると
考えられるのが普通ですもんね・・・・・・。
ショックのあまりにジャンヌのロザリオが壊れて変身が解除されていました。

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「可哀想なまろん。弱虫で寂しがりやのまろん。泣き虫で1人ぼっちのまろん。
私がいなければ何にもできないまろん。でもそんな哀れなあなたにも1つだけ
良いところがあるのよ。」

「え?」
「それは泣き顔よ。まろん。みっともなくて惨めったらしくて情けなくて大好きよ♪」
フィンはまろんと一緒に過ごしていたのもあって、彼女の弱点を突いて精神的に
追い詰める方法をよく知っている感じがします。
それに容赦なくまろんを痛めつけていたからホントに酷いですよ(汗)
まさにラスボスに相応しい最大の強敵となって立ち塞がってきていますわ。
フィンを見てると悪魔に取り憑かれているというより悪魔そのものに感じる(´・ω・`)

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「私は何も出来ない・・・一人ぼっち・・・・・・」
まろんが諦めずにフィンを説得していましたけど全く彼女の心に通じません。
反対にフィンが強大な魔力でまろんを消し去ろうとしていたから恐ろしい。
ただ少しだけフィンの心に響いていたところも見受けられたので、まだまだ
元に戻せそうな希望はありそうでしたけどね。
しかし今のまろんの絶望的な表情を見るともう無理な感じもしましたわ(汗)

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「アクセス。よくも邪魔を・・・・・・」
「おおっと勘違いするなよな。俺はジャンヌを助けたわけじゃないんだぜ。
フィンちゃんを守ったんだ。」

アクセスが飛び込んできてまろんを助けてくれたのは良かったです!
このアニメ版でのアクセスってイジられキャラ担当になっていましたけど、
この最終回では原作のようなカッコ良い姿を見られたので満足です♪

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「まろんは1人ぼっちなんかじゃない!!俺がいる!都がいる!
ジャンヌ・ダルクもノインも高土屋全もまろんを見守っている!
それなのにまろんが自分自身を信じなくてどうする!?」

「自分を・・・信じる・・・・・・?」
「そうだ!自分を信じるんだ!」
稚空もまろんを奮い立たせようと頑張ってくれていました。
彼女を信じる人達の想いによって勇気を与えられていたシーンは素晴らしい♪
この作品はまろんと周囲の人々の愛情や友情を丁寧に描いてきただけあって、
ここでのまろんの復活演出はなかなか熱いものを感じます。

「さぁ立ちなさい。まろん。そして自分の力で歩き始めなさい。」
「強気に本気。無敵に素敵。元気に勇気!!」
ジャンヌ・ダルクも応援してくれたお陰でまろんは再び神の加護を受けていました。
もちろん今まで以上に聖なる強い力を備えた新たな変身になっているのでしょう。

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「私はフィンが・・・あなたが・・・・・・大好きよ。」
ジャンヌはフィンに戦いを挑むのではなく暖かく包み込むように抱きしめます。
あくまでフィンが心優しい天使だと信じてあげているのでしょうね。
まろんは両親の離婚危機もあって誰も信じられないようになっていましたけど、
このシーンを見るともう人を信じられるように変わっているのは明らかです。
稚空や都から愛情や友情などの温かい想いを受けてきたお陰なのかも♪
そしてフィンの悪意が消えて優しい心を持つ元の姿に変わりつつありました。
心地よい風が流れていたし、まさに奇跡の神風が吹いたといった感じですね♪

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「おかえり。フィン。」
「ただいま。まろん♪」
ようやくまろんとフィンは本当の意味での嬉しい再会を果たしていました♪
これからもジャンヌに変身して悪魔を封印し続けているのかは分かりませんが、
少なくともまろんとフィンは仲良く一緒に過ごしていくものと思われます。
そして最後にメールボックスに念願だった両親からの手紙が届いていました。
きっと両親は夫婦関係を改善してまろんのところに帰ってくれるのでしょう。
まろんにとってはようやく温かい家族との生活が始まるといった感じかな。
稚空やアクセスや都達といつまでも明るく楽しく過ごしてほしいと思います。

★総評★
一般的な変身魔法少女アニメの主人公といえば、性格がとても穏やかだったり、
ドジっ子だったり、天然でほんわかしている女の子というのが定番なのですけど、
この神風怪盗ジャンヌでは美人で勉強もスポーツも出来る完璧な女の子という
設定になっていたところに珍しさがあったように思います。
どちらかと言えばヒロインの日下部まろんのような女の子はライバル的なキャラの
位置付けにされる事が多いので、それがヒロインに据えられているために一般の
変身少女アニメに見慣れた人ほど好き嫌いが別れるかもしれませんね。
ただこのアニメ版では表向きには完璧なヒロインが精神的に追い詰められて
ドン底に落ちるというのが1つの見どころになっているので、そのギャップを
上手く描いているなぁって思いました。


アニメ版は原作よりも早く最終回を迎えているために原作終盤での複雑な部分を
切り捨ててオリジナルシーンでまとめた事が好結果をもたらした感じがします。
それゆえに子供にも分かりやすく楽しめるようになっていたのではないでしょうか。
私は原作を夢中になって読んでいた事もあって、どちらかと言えばアニメ版よりも
原作のイメージの方が強く残っているのですけど、改めてこのアニメ版を見ると
原作とは違う良さも沢山あって非常に上手くアニメ化していたように思います。
特に都を原作よりも目立たせて描いていた点なんかは好印象を持ちました。
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