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ヤミと帽子と本の旅人 第08話 「藤姫」

2016年01月29日
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(C)ORBIT/ヤミ・ヤーマ図書管理組合

葉月が初美に似たお姫様と出会うお話です。
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今回はまた葉月とリリスが別の本の世界を旅するところから始まっています。
そこで2人が訪れた本の世界は侍が存在する昔の日本のような場所でした。
冒頭では1人の女の子が大勢の侍達に襲われそうになっていたのですけど、
葉月が見事に侍達を倒して女の子を助けてあげていましたね。
本物の侍達をも一瞬で倒しちゃうのだから凄い剣の達人だと思う!
ちなみに救ってあげた女の子はメイリンという妖狐でした。
狐の耳と2つの尻尾を持っているのが特徴の獣娘といった感じです。

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一方のリリスは葉月に置いてきぼりを食らったので村の中で一休みです。
まぁ彼女の事だから葉月にセクハラ行為でもやって嫌われたのでしょう。
そんな彼女は村の娘に葉月がいるかどうか尋ねていましたけど、さすがに
あんな奇妙な格好をしていては逃げられるというものですよね(苦笑)
ただ、この時に話しかけた村娘の朱雀がくノ一軍団の団長だったのが驚きです。
まるで別人のように化ける能力はさすが忍者といったところでしょうか。
彼女は元締めの不知火烈堂の命令によりあるお姫様の誘拐を企てていました。

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「初美ぃぃぃーーーーーーっ!!!!!!」
葉月が竹の砦という場所を訪れると初美にソックリな藤姫と出会いました。
本の旅を始めてようやく出会えたわけだから感激でいっぱいな気持ちになってます。
この作品は葉月の心理描写がとても良く描かているなぁって思います。
「私は竹の砦の藤姫。あなたの探していらっしゃる方ではございません。」
しかし、藤姫は初美を見ても知らぬ存ぜぬという態度を取っていました。
本当の他人の空似なら分からなくもないのですけど、初美が大切に使っていた
赤い櫛(くし)を持っているという事は同一人物にしか思えないですよね。
はたして彼女は初美本人なのかどうかが後半で明らかになります。

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リリスの方はメイリンと出会って一緒に葉月探しをすることになります。
ケンちゃんとメイリンは関西弁を喋る者同士だから意気投合していますね。
リリスとメイリンは似ている性格だからハチャメチャになりそうな感じでした(笑)

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葉月は藤姫に誘われて赤い櫛(くし)について説明を受けていました。
彼女の話を聞くと、まるで童話のかぐや姫のようなお話だったので面白い。
とにかくこの櫛はそのかぐや姫が持っていたという話がポイントでした。
つまり初美がかぐや姫としてこの世界に滞在した可能性が考えられました。
それゆえに目の前にいる藤姫はただ初美と似ているだけの他人なのでしょうね。
藤姫と初美の瞳の色が違っているのもそれを証明していたと思います。
葉月としては初美が訪れた世界に来たものの時間がやや遅かったかな。

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リリスとメイリンは侍に見つからないように竹の砦に忍び込もうとします。
メイリンはリリスも葉月みたいに凄い剣術を扱えると勘違いしていたようですが、
このリリスは女の子にラブラブするだけで他は何も役に立ちませんよね(笑)
あとメイリンとケンちゃんが関西人をアゲているのでちょっと好感が持てるw

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葉月は藤姫に膝枕をしてもらって心地よい気分に浸っていました。
他人だったとはいえ初美と同じ雰囲気を感じているのかもしれませんね。
しばらく初美と離れてしまっているので寂しさを埋めようとしているように見えます。
こういう百合的な描写があるのもこの作品の醍醐味と言えますね♪(*´ω`*)

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最後におぼろ仮面衆が藤姫を狙って竹の砦に奇襲を仕掛けてきていました。
竹の衆の侍達に気づかれずに1人1人抹殺していく様子も忍者らしい戦い方だ。
このままでは藤姫は連れ去られそうですし、屋敷に滞在中の葉月も危ないです(汗)
ちょっと不穏な雰囲気が漂ってきたところで次回に続きます。

今回の竹取の世界は時系列的には第5話の原始創世の世界の後に訪れています。
つまり第2話の夜行列車と第5話の原始創世の世界の間のエピソードになります。
ただ今までに描かれた世界では初美らしき人物と接触すら出来ていませんでしたので、
今回の藤姫は初めて初美への手掛かりにつながるキャラと出会ったと思います。
物語も後半に移ってきたので、そろそろ初美の居場所を掴みたいところですね。
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