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セラフィムコール 第10話 「松本くるみ ~リアル・ブルー~」

2015年04月29日
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(C)七瀬葵・メディアワークス/サンライズ・バンプレスト・ディーライツ

漫画の世界が現実世界で再現されるお話です。
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今回のヒロインは、松本くるみという高校2年の女の子です。
プロの人気漫画家としても活躍しているので忙しい高校生活を送っています。
所々に彼女が描いた漫画のカット絵なんかが挿入されていて、どんな内容の漫画を
描いているのかが分かるようになっていました。
そんな彼女の家にサトシ君という男子高校生が滞在することになったわけですけど、
お父さんの親友の息子さんとはいえ一緒に同居するのは抵抗があるでしょうね。
今回は高校生の男女が同居するシチュエーションを描いたお話となっています。

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くるみとサトシ君は同じ高校に通っていましたが、全然会話しそうな雰囲気にないです。
年頃の2人ですからお互いに意識して声をかけにくいというのもあるのでしょうね。
ただ高校生の男女が同居しているというのは、まさにくるみが今連載中の漫画設定!
これはリアルな体験を元にしながら描けるので良い機会もしれません♪
もちろんお約束通りの色んなハプニングも起こる可能性もあるでしょう。
電話をかけてきた漫画の編集さんもそいうのを描いて欲しいと思っているはず(^ω^)

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くるみはサトシ君の事が頭から離れないので漫画をなかなか描けません。
着替え中とかお風呂の中でばったり遭遇しちゃうようなお約束展開なんて
深夜の萌えアニメくらいなのに、少し警戒しすぎるような気もします(苦笑)
同居しているとはいえ一応両親がいてるのだから、さすがに堂々と覗いたり、
夜這いをかけてくるなんてことはないはずです・・・(笑)

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とりあえずくるみは友達の実咲には漫画家である事を隠していました。
でもまぁその方が率直な漫画の感想を聞けたりできるので良さそうかもしれない。
彼女の意見は担当編集者の意見と合っていたので良いモニターになってますわ。
それと実咲がくるみとサトシ君がどれくらい仲良くなったのかを訪ねていましたけど、
やはり他人同士の男女が一緒に暮らしているのだから気になるものですよね(^ω^)

「3人が同じ海を見ていてもそれが同じように見えているかどうかは分からないだろ?」
あとサトシ君が海の景色を写真に撮っていましたけど、彼のセリフを聞くと
単なる趣味ではなく、深い真意があって撮っていることが伺えますね。
このセリフも今回のエピソードのポイントに繋がるような感じがありました。
とりあえず、くるみと実咲ではサトシ君と距離感が全然違いますね。
くるみも実咲みたいに気軽に話しかければいいのになぁ(^ω^)

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くるみの両親が突然一泊旅行に出かけることになりました。
当然、くるみとサトシ君は2人きりで一晩過ごすことになります。
サトシ君は平然としていますが、くるみの方は意識しまくっていたかな。
今回はこの作品では初めて恋愛要素っぽいものを盛り込んでいますね。

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「それ面白い?」
「好きじゃないんだ。この作者の漫画。内容が全部仮モノで本物がないんだ。
ありがちなパターンと適当な資料から探してきた設定ばかりでさ・・・。」

くみこから珍しくサトシ君に話しかけていましたけど、さすがに悪気がないとはいえ
自分の描いた漫画をここまで酷評されては面白くないといった感じでしょう。
ただ彼女の様子を見ると、彼に対する怒りというよりも、自分に対する苛立ちの方が
大きいような感じにも見えます。
きっと自分でも漫画の内容に納得出来ていないのは理解しているのでしょう。
現実になかなか起こりえない設定を漫画として想像させながら描くというのは
とても難しいのかもしれませんね。

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サトシ君はお父さんから手紙が届いたので海外で一緒に暮らす事になります。
まぁ親戚でもないし、将来を誓い合った仲でもないし、いつまでもくるみの家の
お世話になるわけにもいかないからこのお別れは仕方がないでしょう。

ただサトシ君と一緒に過ごしたことでくるみに大きな変化をもたらしたのは確かです。
それが彼女の作品にも大きく反映されたみたいで良かったのではないでしょうか。
担当編集者さんとしては急激な路線変更に戸惑っていたようですがね(苦笑)
サトシ君の方もくるみ達と過ごしているうちに少なからず影響を受けたみたいなので、
両者にとっては良い出会いになったように思います。
できれば、くるみとサトシ君が会話するシーンがもっとあれば良かったんだけどね。
この作品は恋愛要素を排除している感じがあるので、あえてヒロインは男性キャラとは
深く関わらせないような措置が施されている気もします
(苦笑)
これだけ女性キャラが出ているのに、何1つ浮いた話がないですもん(^ω^)

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「時にはそういう混乱も必要だったんだよ。それを乗り越えて次に進むの。」
くるみは想像力を働かせて虚構的に漫画を描く事に力を注いていたのですけど、
リアルさを考える機会を持てた事でさらに漫画家としての才能が開花しました。
新たな連載作品も発表されていたので益々活動の幅が広がりそうですね。
最後にくるみはサトシ君と撮った写真を空き瓶に詰め込んで海に流していましたが、
彼と本物の青い海を見てみたいという気持ちが表れていたようにも思います。
彼女が描いた漫画にも表現されていたように、彼に少し惹かれていたのでしょう♪

今回のED曲は、川澄綾子さんが歌う「アルバム」です。

今回は現実のシーンと漫画のシーンを並行させて描かれていたのが特徴でした。
現実での体験が漫画に影響を及ぼした一方で、漫画の展開が現実世界の人の心に
影響を与えていたのが面白いところだったように思います。
現実と漫画を並列して描くことで両方が変遷していく様子が上手く描いていました。
もちろん漫画の世界と現実の世界は異なるので別々に区別されるものですけど、
今回のように漫画から影響を受けて心に変化がもたらされたり、逆に実生活から
影響を受けて漫画の展開が変化した点では相関性があるのかもしれませんね。
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