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ワイルドアームズ Twilight Venom 第22話 「ラスト・オブ・シャイアン」(最終回)

2015年07月18日
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(C)1999 Sony Computer Entertainment Inc.

シャイアンがARMSでファルガイア世界の危機を救うお話です。
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今回で「ワイルドアームズ」の最後の感想になります。
プレイステーション初期の頃のオリジナル3大RPGと呼ばれている「ワイルドアームズ」、
「アークザラッド」、「ポポロクロイス物語」の中からどれかを1つ選んで感想を書こうと
思ったのですが、個人的にはこのワイルドアームズが一番印象に残ったアニメなので
ピックアップしてみました。
ちなみに原作ゲームシリーズを遊んだ時の個人的評価の順位としては・・・・・・
アークザラッド>ポポロクロイス物語>ワイルドアームズだったわけですけどね(苦笑)
言い換えるなら地味な原作ゲームを見事に神アニメ化させた作品だったと思います。
それでは最終回の感想を張りきってお届けします!(^ω^)


前回、キアヌがARMSを自分の体に向けて撃ったシーンの続きからになります。
当然キアヌはそのまま退場することになったわけですけど、シャイアンにしてみれば
ずっと探し求めていた自分の肉体がメチャクチャになったのでショックでしょうね。
これでシャイアンはずっと子供の姿のまま生きていくことになりそう?

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「ファルガイアは私のものよ。どうしようと私の勝手。そうでしょ?キアヌ?」
本物の女神ライラが科学技術によって今も生きながらえている事が明らかに・・・。
つまり今までのライラは元のジーナが操られていた偽物の記憶というわけです。
これはキアヌと同じようなものなのでしょう。
とにかく女神ライラは本物のキアヌと一緒に心中を図ろうとしていました。
そのために地球をトワイライト・ヴェノムで破壊しようとしているのだから恐ろしい。
ここまでくると、もうストーカーというレベルを遥かに超えた危険人物ですわ。
もちろんシャイアンがそんな女神と一緒に死のうとするわけありません。
あと、人々の欲望を糧にするルシエドというガーディアンも要注意キャラでした。

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シャイアンは女神ライラとの関係を清算しようとします。
つまりシャイアンはファルガイアに対しては何の思い入れもないということになります。
ただファルガイアは今でもシャイアンに片思いしている感じでしたから、その彼女に
恋しているヴァレリアの立場としては何とも言えない気持ちになるでしょうね。
ちょっとヴァレリアが不憫に思えてきましたよ。
恋愛関係のトラブルが星滅亡の危機にまで発展したのがこの物語の本質ですわ(^ω^;)

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ここで1万年前のキアヌとライラのやり取りが描かれています。
キアヌは元々ライラとともに討伐軍に所属していたのですが、やがて反乱軍に加わり、
ライラと敵対する関係になっていました。
ライラとしては裏切られたという思いもあるでしょうし、彼に他に好きな女性が出来たと
疑ってしまうというのも無理はないといったところでしょうか?
何と言っても今のシャイアンが美人を見るとすぐ口説きにかかるわけですもんね(笑)
ただそれで彼を恨んで撃ち殺そうとするなんて激しい気性をしているなぁ・・・(汗)
恋人同士で結ばれていても早かれ遅かれいつかは破綻していたような気もしますわ。
とにかくここでシャイアンは失われていた記憶を全て思い出すことが出来ました。

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「さぁ行きましょう。これからはずっと2人一緒よ。」
「ライラ。俺は行かない。」
「キアヌ?」
「冗談じゃねぇ。俺は生きるぞ。自分から死を選ぶなんてカッコ悪すぎるぜ。
俺はまだまだ生きて、綺麗なお姉ちゃん達とあんな事やこんな事を・・・♪」

シャイアンはライラと一緒に心中するよりも、生き抜こうとする道を選んでいました。
ただ1万年前にキアヌだった頃のシャイアンがライラを愛していたのも事実です。
だから小さな誤解を彼女に与えて1万年も苦しませてきた責任も感じていましたね。
きっとそういう後悔の気持ちが涙となって流れていたのでしょう。
何とかライラの悲しさを救ってあげたい気持ちにもなっていたと思います。

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ヴァレリアは生命子を使い尽くすまでARMSで流星雨を破壊しようとしていましたが、
流星雨はあまりにも数が多いためにほとんど焼け石に水状態でした(汗)
そのままヴァレリアは命を落としていくことになります。
ただ彼が最後に愛する事の素晴らしさを感じて退場したのがせめてもの慰めかも。

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「ファルガイアの未来はお前に託された。引き金を引くも引かぬもお前の自由だ。」
「シャイアン。お前と出会えて嬉しかったぜ。」
「嘘つけw」
「じゃあな。」
「あばよ。」
こなると、もう一人のARMS使いでもあるシャイアンに全ての運命がかかってきます。
元々ARMSはトワイライト・ヴェノムを迎撃するために作られた兵器ということなので、
もう彼しかこのファルガイアの世界を救う術はないといったところでした。
あと、キールが科学者としての研究の欲が出てシャイアンの脳を摘出したことを
打ち明けていましたね。彼もまたシャイアンへの贖罪の気持ちがあったのでしょう。
このシーンは危機的な状況ながら挿入歌が流れる中で心地良い雰囲気があります。

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「もってくれ・・・俺の体・・・俺の命・・・・・・。」
シャイアンが最も大きい流星に向けて最強威力のARMSを撃っていました。
自分の肉体をも木っ端微塵になるくらいだったので凄まじい威力でした。
ただほんの一瞬だけ彼を守るような天使の女性の姿が見られたのですけど、
おそらくあれはファルガイアだったのでしょうね。
彼女の想いはシャイアンに通じる事はありませんでしたが、せめて好きな人には
生きてもらいたいと思ったのかもしれません。
とにかくトワイライト・ヴェノムを阻止できたので良かった!

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ここからはエピローグが流れています。
ジルーシャがアイザックとの2回目の結婚式をドタキャンしていたから酷いですw
ただアイザックへの気遣いも感じられるので、いつか一緒になる気持ちになったら
再婚してほしいなぁって思います。
とりあえずロレッタ達はしばらくはお宝ハンターを続けていきそうですね(^ω^)

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最後にシャイアンらしき人物がジーナの家を訪れているシーンで幕を閉じました。
きっと奇跡が起こって元の25歳の肉体を取り戻せたのでしょう。
今度はこのジーナと幸せに暮らし続けていってほしいと思います。
あとルシエドがどこかに消えていったので2期があるような形にもなっていますが、
今現在も続編が作られていない事を考えるとこれで終幕になったのでしょう。

★総評★
前半での1話完結のコミカルなエピソードから一転して、後半ではシリアスな展開へと
移り変わっていましたが、全体を通して見ると上手く構成されていたと思います。
コミカルなエピソードで各メインキャラ達の性格などを掴みやすくし、シリアスな回で
この物語の本筋部分を一気に描くような巧みさを感じました。
ちょうど中盤辺りでクライマックスへ繋がる伏線回を用意していたところなんかは、
特にマンネリ感を回避させる上ではとても良かったように思います。
原作ゲームとは全く別のオリジナルストーリーで作られていましたが、原作ゲームでの
荒野の世界観とか渡り鳥と呼ばれる冒険者の様子は良く表現されていました。
それゆえ原作ゲームを遊んだ人も違和感なく視聴できたのではないでしょうか。
原作ゲームをTVアニメ用に素晴らしい形でアレンジしてくれた作品だったと思います。
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