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大人女子のアニメタイム 第2弾 第01話 「夕餉(ゆうげ)」

2015年07月25日
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(C)NHK・NEP・キュリオスコープ

心を満たしてくれる男性との不倫生活を始める女性の物語です。
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この第2弾も直木賞を受賞した女性作家達の短編小説をアニメ化した作品です。
第1弾を見た時には最近のアニメには見られないような良い作品でしたので、
この第2弾をやるという話を聞いた時はとても嬉しかったです。


そこで今回の第1話は山田詠美さん原作の「夕餉(ゆうげ)」という作品です。
主人公の美々は、男の人に手料理を作ってあげる事に喜びを感じている女性でした。
ゴミの仕分けなどのルールをきちんと決めてて家庭的な雰囲気が見受けられます。
あと料理をする時に実写映像なんかも織り交ぜていたのでリアル感がありました。
とにかく主婦の彼女がここまで手の込んだ料理を作っているとなると、それほど
旦那さんの事を愛しているんだなぁって思うのが視聴者の普通の感覚でしょうね。
でも彼女にはちょっと違った事情がありましたわ・・・(苦笑)

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美々が清掃員の男性のと出会っている回想シーンがありました。
冒頭からの流れからいえば、この男性が後に美々の旦那さんとなる人物なんだろうと
思うわけですがね。とりあえずゴミを出す時は回収時間前に出しておかなくっちゃ。
それにゴミを放り込む時は清掃員の方にお任せしなくちゃ危ないですよね!(汗)
あんな事をすると下手すると美々自身が生ゴミになっちゃうところだよ(苦笑)

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とにかくその時のハプニングがきっかけで2人の関係が始まったみたいです。
もちろん大人同士の関係です♪布団の中で肌と肌を触れ合っていました♪(^ω^;)
枕元にティッシュとか家族計画グッズが置いてあったのは見逃せませんw
私はこの時点でも2人が夫婦だと思っていたので、まぁ夜の営みをする事も
普通にあるんだろうなぁって思っていたわけですけどねぇ~(^ω^;)

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でもここでビックリなのは、美々には正式な夫が別にちゃんといてる事でした!
・・・ということは、つまり紘との関係は完全な不倫って事になります!(汗)
でも美々の話を聞いていると、彼女がなぜ紘と不倫するような関係になったのか、
ある程度納得するようなところもありました。夫婦関係が冷えきってたわけです。
とにかく彼女は息苦しい生活から抜け出したくて紘と駆け落ちしたのでしょう。
まぁできれば正式に離婚をしてからの方が良いはずなのでしょうけどね(^ω^;)
夫との夫婦生活と紘との不倫生活では正反対なくらいに幸福度が違うのは確実。
これなら普通の女性なら紘と一緒に過ごしたい気持ちになるはずですよね!

あと美々が自分の体を機械に例えて、夫との生活はサビついてギスギスしてたけど、
紘に出会ってから油を差されたように生き生きと動けるようになったという表現が
なかなか趣向があって良いと思った。前の話でも書きましたけど、こういう部分は
小説家ならではの表現の仕方だなぁって思います。

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あと文字遊びで『Forget me not(忘れな草)』のやり取りも面白味がありました。
美々は、紘が最初に「Forget(忘れて)」と文字を作った時に別れの予感を覚えて
落ち込んでいましたけど、すぐに彼が「Forget me not」と足し加えてくれたので
安心してました。これは紘が彼女の気持ちを感じ取ってあげている証拠でもあるかな。
2人を見ていると本当に心から愛し合っているんだなぁって思いますわ。

「美々ちゃんの体、熱くなってきたみたいだ♪」
それが今回3回目のニャンニャン行為をする事で分かりやすく表現してましたw
ん?4回目だっけ?何か今回はラブラブするシーンが多いので数えられないw

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ある日、美々は紘の帰りが遅いので心配しながら待っていました。
もう外から聞こえる救急車の音がとても不吉な予感をさせますわ(汗)
紘に抱かれている時は大切にされている幸福感と彼がそばにいるという安心感が
得られますけど、彼の居場所が分からない時はとても心配になってきます。
携帯に連絡がないと、捨てられたのではと不安になってくるでしょうし・・・。
先ほどの夫婦生活と不倫生活での大きな差を含めて、今回は明と暗の部分が
対称的にとても分かりやすく描かれている
なぁって感じました。

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しばらくすると、紘が何事もなかったかのように帰ってきました。
お仕事をしている時にちょっとしたトラブルがあったみたいですわ。
それで彼は自分の体から漂うゴミの臭いを気遣ってくれていましたけど、
無事で帰ってくれたのならゴミの臭いなんて気にしませんよね。
美々が嬉しさを噛み締めるように抱きついていたのがとても良かったよ。
彼女がどれだけ心配し続けて、どれだけ安心していたのか伝わってきます。

「美々ちゃん。旦那と別れな。」
そこで紘はついに美々に今の旦那と離婚するように求めてくれていました。
これは美々にとってはとても嬉しいプロポーズの言葉になったでしょうね♪
紘はこのまま中途半端な関係を続けていると彼女に心配かけると思って、
ここでケジメをつける意味で彼女との結婚を決意したのでしょう。

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ただ離婚をするためには旦那の了承を得るためにも家に戻らないといけないわけで、
そうは簡単に足が運べないといったところでしょうか。駆け落ちしてるわけだもんね。
それに不倫相手の紘さんにも迷惑がかかると思うと躊躇してしまうのかもしれません。
でも、もう紘との新しい生活は始まっているのでいつまでもこのままではダメ・・・。
ここは美々は何を言われようとも覚悟を決めて旦那と会わなくてはいけないですね!

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そんな時に美々の妹から結婚式に出席してほしいという電話がかかってきました。
この電話でのやり取りを聞いていると、妹とはそんなに仲が悪そうでもなさそう。
どちらかと言えば、自己中心的なところがあって振り回されている感じですわ(笑)
「お姉ちゃま」って呼んでいた時はちょっと吹いてしまった(^ω^;)
何はともあれ、これで家に帰るきっかけが出来たので美々はありがたかったかな。
それに旦那さんも離婚してあげる心積もりでしたし、話が上手くまとまりそうでした。
もしかすると、旦那と妹は美々が離婚のために家に戻ってこられるようにするために
一緒に手を組んでいたような感じさえします。

あと旦那も悪い部分もありますけど、美々も逃げるように駆け落ちしたわけですから、
彼女自身にも反省する点はありますよね。そこで彼女自身がこの離婚の件によって、
自分のダメな部分を改めて見つめ直していたのは少なからず良かったと思いました。

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『私は今度こそ私を捨てに行くのだ。』
これで美々は心置きなく紘との新しい夫婦生活を始める事になりました。
これからも紘のために手料理を作ってあげながら仲良く暮らしていくのでしょう。
今度こそ本当の幸せな夫婦生活を送ってほしいと思います。

この駆け落ちは、夫との関係に悩んでいた美々が別の男性を好きになってしまった事で
始まったわけですけど、よく考えてみれば彼女が周囲に流されるままに夫との結婚を
決めてしまったところから全ての歯車が狂い始めていたようにも考えられます。
だから幸せな結婚をしていても、どこか心が満たされない気持ちだったのでしょう。
その反対に、紘との関係は自らが前に出て名前を尋ねたところから始まったわけで、
彼との第2の結婚生活はきっと幸福感を満たしてくれるもののように思われます。
やっぱり好きになった人との結婚生活が幸せになれる第1歩なのかもしれないですね。
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